社員インタビュー Interview
工事部 工事課 2000年 入社 谷本 徳彦 Tanimoto Norihiko

公共事業をメインに、道路や鉄道など大型の橋梁工事を、
協力会社様や元請会社様とタッグを組みながら
現場のリーダーとして工事を進めています。

BEGINNING 「生きた」知識や技術を吸収し、次の現場に活かす。

入社のきっかけとなったのは、大学時代に学んでいた土木の知識を活かして、ものづくりに携わりたいという思いでした。施工管理者は「現場の責任者」という立場ではありますが、当初はもちろん年齢的にも経験的にも実際に工事を担当される職人さんよりもずっと未熟。初めは先輩の施工管理者に付いて、現場のイロハを学んでいきながら少しずつスキルを磨いていきました。先輩や職人さんの仕事ぶりを観察し、実行していく。そうした実践のなかで「生きた」知識や技術を、主体的に学んだからこそ、自分のものになっていったという実感はありますね。現場を経験するごとに、知識や技術が体系化されていくので、様式が異なる別の現場であっても応用させることができるようになっていったんだと思います。そうするうちに少しずつ大きな現場を任せてもらえるようになっていきましたね。

CURRENT 人々の生活を変えるものを作っていると実感。

現在、整備が行き届いていない道をより容易に行き来できるようにするため、近畿圏を中心にいろんな現場を飛び回っています。一つの現場を担当する期間は3~4ヶ月、長いものでは1年にも及びます。そんな長期間を共にするため、協力会社や元請会社との信頼関係がとても重要になってきます。現場に関わる多くの人たちを束ねて実際の工事を円滑に進行させるため、普段からのコミュニケーションは欠かせません。そうして多くの方々とともに作り上げた橋梁が日の目を見たとき、地域住民の方々から直接喜びの声をいただくこともあります。それだけ喜んでいただけるのは、その橋の存在が生活の一部として本当に根付いているものだから。たとえ小さな橋でも、橋の有無がそこで暮らす人たちの生活を一変させているんだと思うと次の現場への活力になりますね。

FUTURE 変化に富んでいるからこその、やりがい。

天候など、現場で起こる想定外のトラブル。もちろん基本的には現場に関するあらゆることをジャッジするのは私たちの役目ですが、自分で手に負えないと判断し、社内と連携しながら進めていくことも施工管理の対応力です。安全・品質・工程のそのいずれにも目を配りながら施工管理するなかで、そうしたイレギュラーを見極めながら、スケジュールを再調整し、最終的な仕上がりにいかに影響させないかを判断することも私たちの腕の見せ所です。また現場ごとに、環境や建造物も異なれば、一緒に作業するメンバーも異なるため、常に自分の力量が問われます。そのため工事の進め方も、現場によって変化に富んでいますし、さらに新しい人間関係のなかでそのつど新たな気持ちで仕事ができるのは、この仕事でしかできないことかもしれないですね。

Schedule ある1日のスケジュール